先日、ようやく太宰府の九州国立博物館に行ってきました。
お目当ては、国宝大絵巻展。
平日に行ったんですが、期間終了間近だったためか、けっこう人が多かったです。といっても、前半が混み混みなだけで、映像コーナーがあるあたりからは人がバラけて見やすくなりました。
でも、和漢朗詠集のところはもっとゆっくり見たかったです……。
美しい筆蹟というのは本当に美しいなぁ、としみじみ感動していたのですが、立ち止まらずに前にお進みくださーい、と無情のお声。たしかに立ち止まってたらどんどん後ろがつかえてしまうんですが、立ち止まってないと展示物をちゃんと見られないんですけど?! むううううう。
展示されている作品はどれも素敵だったんですが、まさか晴明さんのあの有名な絵(脇に式神を従えてなにやらお仕事してる絵)に出会えるとは夢にも思わず、心底びっくりしました。あの絵は「泣不動縁起」の一場面だったんですね…まったく知りませんでした。でもその晴明さんの絵、図録には収録されてなくて残念 orz
だけど、当然のことながら、本物の絵は資料本の写真等で見るより迫力満点です。
徹夜状態で行ったので帰ってから体調ぐっでぐでになりましたが、行ってよかったです。
あ、展示作品を拝んだあとは関連グッズコーナーで大散財でした。
図録はさておき、大好きな鳥獣戯画グッズがたくさんあって……手を出さずにはいられませんでした。
あと、たまには自分を撮ってみよう、ということで博物館に向かう途中の自分を撮影。
なにがなんだかわからない無味乾燥な写真になりました。