「てんてこ舞い」のことを、博多弁では「ちんちろ舞い」と言ういうことを、数年前、地元制作映画の紹介で知ったのですが、実際に耳にしたことは一度もありません。
そして、「ふーたらぬるい」という言葉が佐賀弁なのか長崎弁なのかも微妙に気になっていたり。
ちなみに小説の中では、「『パチモン』という言葉はよく耳にするものの、全国区の言葉ではありませんので」という編集サイドからの指摘を受けて、校正段階でカットしたことがあったんですが、それはともかくとして。
日々ちんちろ舞いな状態で、サイトのファイルをいじる余裕がないので、ひとまずはこのブログにて、今後のスケジュールのお知らせを。
次の文庫は11月刊、王宮ロマンス革命「姫君と踊るかりそめの春の都」です。
最近の文庫に比べて、100枚(400字詰め原稿用紙で換算)ほど多いです。
いろんなひとがそれぞれに本領発揮した結果、みっちり感ただよう一冊に。
雑誌コバルト12月号では、10月号で書いた「叶わない明日のための太陽」の続編でもある読み切り短編を。
こちらは、前作(10月号)よりも「やいのやいの感」が増してるかと。
そして、来年1月刊は「姫神さま」です。
文庫未収録の平安晴明編+書き下ろし話ふたつという構成で、書き下ろし話のうちのひとつは、「カイさん一家・熊野里帰り編」です。
この一冊が出せるのは、これまで「姫神さま」を手にとっていただいた方々、そして、「雑誌掲載したお話の文庫化はないのですか?」というお声を寄せつづけてくださった方々のお蔭というより他にありません。
本当にありがとうございます…!(感涙)
年明け以降のスケジュールも既にいろいろ目白押し状態なのですが、それについてはまた、秋の深まりしころにでも。
映画「エディット・ピアフ 愛の讃歌」を観に行く予習として、ここのところ、ピアフのベストアルバム(輸入盤の二枚組)を聴いてます。
ただ、輸入盤の英語解説書なんてさっぱり読めない&輸入盤は歌詞カード無しなので、日本語解説付きのベストアルバム(輸入盤のベストアルバムの曲目から代表曲を厳選した一枚)も手元にあります…。
日本語の解説を読んでると、地元フランスでは、ピアフはロックファンからの支持も多い、とあって、「なるほどー」と妙に納得しました。
「彼女の声なら電話帳を読ませても素晴らしいだろう」とまで言われたピアフの歌声は、パンチ力満点で、唯一無二のものだと思います。
そんなわけで、映画、すごく楽しみです!